書き散らした小説置き場。剣と魔法のファンタジー他いろいろ。
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向こうでは ブロンドより 栗色より
純粋な黒というのは 珍しいらしい
彼女にとっては 単なる好奇心だったのかもしれない
けれど 讃嘆を含んだその一言は
確実に 私の何かを変えた
進学して 初めての夏休み
帰省した私に家族は 異口同音に問うた
「髪 染めないの?」
既に褒められるものを持っているのに
何故それを手放さねばならないのか
問い返すと不思議な顔をされた
「だって それが普通でしょ?」
急に 怖くなった
「普通」という型に嵌められて
染められた黒髪が 一体どれくらいあるのだろう
美しいという自覚も ないままに
ドラッグストアに並んだ
顔も知らない誰かが作ったカラーリングに
染まっているのは
髪だけ ですか?
純粋な黒というのは 珍しいらしい
彼女にとっては 単なる好奇心だったのかもしれない
けれど 讃嘆を含んだその一言は
確実に 私の何かを変えた
進学して 初めての夏休み
帰省した私に家族は 異口同音に問うた
「髪 染めないの?」
既に褒められるものを持っているのに
何故それを手放さねばならないのか
問い返すと不思議な顔をされた
「だって それが普通でしょ?」
急に 怖くなった
「普通」という型に嵌められて
染められた黒髪が 一体どれくらいあるのだろう
美しいという自覚も ないままに
ドラッグストアに並んだ
顔も知らない誰かが作ったカラーリングに
染まっているのは
髪だけ ですか?
<2007年4月8日>
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