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書き散らした小説置き場。剣と魔法のファンタジー他いろいろ。
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 佳い月の、晩だった。

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 夕闇の迫る北街を、玄司は歩いていた。

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 闇に浮かぶ紅い月を、朱里は見上げていた。

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 その手紙を読んで、玄司はわずかに表情を崩した。他に誰もいない私室でのことであり、すぐに元の無表情に戻りはしたが、この男にしては珍しいことである。

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 その手紙を読んで、朱里は会心の笑みを洩らした。すぐさま控えていた老婆に声をかける。

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 空にかかる月は、先夜の姿に比べて幾分欠けていた。淡い金を帯びた光が玄司の座った縁側に柔らかに降り注いでいる。

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 不吉な色の月が、紅い光を投げかけていた。

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 黄昏の風の中、毒々しいほどに紅い花が揺れている。堤防には、今を盛りとばかりに曼珠沙華が咲き乱れていた。

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 その日の深夜、北の繁華街は暴風のような驚きに襲われた。

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深雪
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小説は基本ドシリアス。
日常は基本ネタまみれ。
文体のギャップが激しい自覚はあります。ごめんなさい。
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小説とはイメージ違うだろうなぁ
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